こんにちは。昼は一部上場企業で働き、夜には水商売をしているasukaと申します。
今回は、仕事がデキる人の「人との付き合い方」をご紹介いたします。
そもそもビジネスにおいて、人とのつながりは肝です。
夜の水商売でもお客様とのつながりがなければ成り立たないように、人と人がいて初めて成り立つものがビジネスなのです。
だからこそ、デキる人はその人との「出会い」を過剰に大切にする習慣があります。
あなたを取り巻く環境は常に変化します。
それと同じように、相手だってそうです。部署異動したり、担当替えがあったり転職することがあります。
でも今この瞬間のつながりをしっかり意識してひとつひとつの出会いを大切にすることで、あなたの存在価値が生まれるのです。
ビジネスにおいて、良くも悪くも無駄な付き合いは一つもありません。
点と点は必ず線になる
まずは、無駄な出会いはひとつもないことを信じてください。
私の尊敬するスティーブ・ジョブスの言葉で、無駄な経験などない、全ての点は後に線につながるんだと信じることが大切というフレーズがあります。
You can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards.
将来を見据えて、点(出来事)と点(出来事)を結びつけることはできません。後で振り返って見たときにしか、点と点を結びつけることはできないのです。
私は若手時代の大半を広報部門ですごしたことから、日々いろんな記者さんと電話で話すことが日常でした。
テレビ局や新聞社、雑誌など、記者といっても本当にたくさんの人がいるため、主要メディア以外、大半の相手には会ったことはありません。
だからこそ、相手の声だけを聴いて、いかに相手が求めていることを与え、いかに親しくなって自社に好意的な記事を書いてもらえるかということを常に意識していました。
ここで鍛えられたスキルは今にも十分いかされているため、マーケッターとなった今では、電話口で初めての相手とでもすぐに親しくなり、こちらに利益のあるチャンスを得ることができています。
電話を切ると「さすが元広報マン。会ったこともない人とそこまで親しくできるなんて」と上司に褒められることもあります。
まさに、connecting the dotsです。
後になって線になっていると気づくんです。
初対面の相手と親しくなるコツ
ご想像のとおり、初対面の人の気を引くってすごい難しいことです。
あなたが路上で声をかけてくるキャッチのお兄さんに対して冷たい態度をとるのと同じように。相手も同じ反応をしてくる場合もあります。
相手の時間をぶった切って話すことになるので、電話口ではさらにハードルが上がります。
そこでここでは「初めまして」の段階で相手と親しくなる3つのコツをご紹介します。
相手の欲しい情報を与える
イメージはサッカー好きの彼がテレビでワールドカップの試合を観戦している間に「ねぇねぇこの服似合う?」と横から話しかけるくらいハードルの高いことです。笑 でも何度も冷たくあしらわれてもめげないこと。
「まずはカタチから!職場でデキると思わせる5つのコツ」でもご紹介しているように、とにかく当たって砕けろです。
仕事がデキる人は、とにかく数をこなして確率を上げるほうが効率的としっているからこそめげずに体当たりすることができるんです。
私はあなたにこんなことやあんなことを与えることができますよと率直に伝える。ただの自己紹介だけではなく、相手が「これは」と思うことを意識して端的に伝えましょう。
自然に相手のライバル企業の名前を出す
相手の注意をさらに引くには、早い段階で「ちなみにA社さんとは○○を行った実績がございます」とサラりと他社との実績を伝えてあげましょう。
もちろん嘘ではいけません。そしてもちろん信頼を保つために数値など詳細は伝えてはいけません。
他社で実績があることは、日本人にとって最も重要なエサなんです。
なぜなら相手が自分の上司を説得するときに一番説明しやすいからです。笑
相手の仕事内容と課題を聞き出す
「弊社は最近男性客の獲得に悩んでいまして」などと相手が反応しそうな課題や悩みを伝えつつ、相手の部署が他にどんな仕事を担当しているか、ミッションはなにか、直近の課題はなにか、を自然に聞き出しましょう。
相手の課題が自社と仕事をすることで解決できる、双方に得があると思えばコンサルのように提案してみましょう。
「どうでしょう、今度ご挨拶に伺いますのでご提案させていただいてもよろしいでしょうか?来週などいかがでしょう?」などといった具合にぐいぐい行きましょう。
名前とプロフィールは必ず覚えること
毎回会うたびに「えーっとお名前は…」と聞かれる相手と仕事をしたいと思えないですよね。
さまざまな研究で証明されているように、どんな人でも、ミーティング中や電話口で自分の名前を何度も呼ばれると幸福感が増します。
つまり単純に名前を呼ばれると嬉しいんです。
だからこそ相手の名前・プロフィールを覚えることはビジネスの基本であり、むしろこれがうまくできれば7割型うまくいってもいいと言えるほどの超重要事項でもあります。
とわかっていつつも、私は本当に昔から記憶力がなく、小学校や中学校の同級生の名前が出てこないことも多々あり…幼馴染たちに引かれるほど人の名前を覚えるのが下手くそでした。
しかし仕事ではそうはいきません。もちろん夜の仕事でもそうです。
「キャー!○○さん会いたかったー!この前○○って約束してくれたの、覚えてる?」と出迎えなければなりませんし、
昼の仕事でも突然かかってくる電話で「ご無沙汰してます、先日はどうも」と言われつつ「?誰だっけ?」なんて言ってられません。
そんな私がいつ何時遭遇してもパッと切り返せるコツをご紹介します。
人の名前とプロフィールを覚えるコツ
1.名刺アプリを使いこなす
相手と名刺交換したら、その日のうちに名刺アプリでスキャンして登録しましょう。これはもうクセにして習慣化してしまうことをお勧めします。
そこで大切なのが、ポンチ絵でいいので似顔絵・ひとことメモを添えることです。
タヌキに似てるとか、メガネ、デブとか、ハゲとか、そんなレベルでいいので、とにかく似顔絵や特徴メモを添えてからスキャンしましょう。
名刺交換に関しては「また会いたい」と思わせる名刺交換のコツでもご紹介しているので、参考にしてみてください。
おすすめ名刺アプリはSanSanの「Eight」 スキャンしたらすぐにデータ入力して保存してくれます。もちろん大手企業が導入しているだけあってセキュリティは万全。交換した相手が異動・転職してもオンラインで名刺がアップデートされるのでとても便利です。
2.クラウドノートを使いこなす
常に何十件もの案件を同時進行しているため、突然電話がかかってきた相手と、以前どんな案件で仕事をして、最後どんな話をしたか、をいちいち覚えている余裕はありません。
そのため私はクライアントごとにクラウドノートをつくり、全て記録しています。
「asukaさん、○○社の○○さんからお電話です」とオフィスで声を掛けられた瞬間に、(いやほとんど同時に)ノートの検索画面に社名や名前を入力して検索します。
だからこそ「ご無沙汰してます○○さん、ちょうど私もお電話しようと思ってたんです。○○の案件ぶりですね、お子さんお元気ですか?」とスムーズに切り出すことができます。
おすすめのクラウドノートは「EVERNOTE」 スマホやPCで連動し、瞬時に更新されるため外出先でもデスク上でもすぐに相手の名前を検索することができます。ハッシュタグやカテゴリでわけられるので、気になるネット記事をクリップして移動中に読み返すなども可能です。
いかがでしたでしょうか?
ちょっとしたことですが、日々の人付き合いを大切にすることで後にあなたの人生を大きく左右するようなつながりが生まれるかもしれません。
今はそうでなくとも、ジョブスの言うとおり、信じて今を大切にすることが何よりも大切だと、私は信じています。
世界のエリートが大事にする基本
今回ご紹介したことの具体的なアイデアが書かれています。実践的なことがたくさん書かれているためとってもためになります。
このブログの著者
asuka(30代)
昼は上場企業で働き 夜は水商売をしています。
お昼の仕事、夜の仕事、テラスハウスやバチェラー、
恋愛や女性の生き方について ご紹介していきます。