わたしは昼は一部上場企業で働き、夜は水商売をしています。
今回は仕事がデキる人が実践している「知的な伝え方」をご紹介します。
伝わらないのは相手のせいではない
自分の主張がうまく伝わらなかった時、「なんで伝わらないの?」「あの人理解力なさすぎ」「きちんと聞いていない相手が悪い」・・・などと考えてしまってはいませんか?
あなたの主張が伝わらない理由は相手が悪いのではなく、あなたの話し方に問題があるのです。
考え方:相手の立場に立つ
伝え下手には相手の立場にたつこと=他者意識が欠けています。
受け手のことを考えず自分の伝えたいことだけを話してしまう人です。
そもそも相手は「あなたの話すことをわかってくれるはずがない」のです。
相手は自分のことは何も知らないという前提です。
伝わる自信がないから努力するのです。
どうやったら自分の主張をわかってもらえるか、を努力して考えるのです。
例えばボイスメモに自分の主張を録音して、別の人の立場になってあなたの主張を客観的に聞いてみましょう。
伝え方:相手によって伝え方を変える
相手がどんな人で、何を考えているのかを瞬時に判断しどのような伝え方がベストか考えましょう。
こちらが話したい内容についてある程度知っている場合と全く知らない場合では当然話し方や内容も変わってきます。
社長、部署が違う同期、実家の母親、自分の彼女/彼氏、中学生のいとこ、など人によって常識は変化します。
まずは彼らの目線に自分の目線を合わせることから始めましょう。
デキる人の伝え方3つの規則:
「知的だな」「明快でわかりやすいな」と一目置かれる人は3つの規則を抑えています。
1.抽象と具体
まずは抽象的な主張があり、それを裏付けるために具体的な理由をつけましょう。
選挙演説でただただ「僕に投票してください」という議員はいません。
かならず「なぜなら~」と理由を付けていますね。
また「論理的な女性の7つの考え方|ロジカルシンキングは鍛えられる」でも紹介しているように、必ず主張には理由を3つ付けましょう。
2.複眼的思考
物事には必ず対立する存在があります。
自分の意見が絶対的に正しいものではなく、必ず対立する意見は存在する、と意識しておきましょう。
人が何かを主張するとき、聞き手は必ず「いやいや、それでもさ」と冷めた目で見る傾向にあります。
そんな対立する主義主張を理解した上での主張にはパワーがあります。
3.因果の関係
結果には必ず原因があります。
今機嫌が悪いのは(結果)Aさんに酷いことを言われた(原因)から。
今月お給料が高いのは(結果)同伴がたくさんあった(原因)から。など、
あなたの生活やこの世の中は全て因果関係で出来ています。
だからこそ人は因果関係がわからないものを恐れる傾向にあります。
オバケや未確認生物、原因不明の病などがその良い例ですね。
つまり人を納得させるために必要なことは、必ず因果関係を明確にしてあげるということです。
いかがでしたでしょうか?
次回は「仕事がデキる人の知的な伝え方【実践編】」で明日からあなたも実践できる伝え方のコツをご紹介します。
知的な伝え方は論理的思考から
今回は知的な伝え方の「方法」をご紹介しましたが、
✔ 筋道を立てて物事を考え、それをわかりやすく説明する力
✔ 一貫していて筋が通っている考え方あるいは説明の仕方
知的な伝え方を身に着けるには、このような論理的思考が必要不可欠です。
大人になってからロジカルシンキング(論理的思考)を鍛えるためには、数学の勉強をやり直すことが1番手っ取り早く効果的です。
数学なんて人生で一番苦手…!という女性がほとんどだ思いますが、数学はある課題を考える過程・解く過程で、養われる様々な能力(「論理力」「思考力」「推測力」「推敲力」「論証力」)が鍛えられるのでビジネスの現場でもすぐに応用が効くんです。
この記事の筆者も実際に登録してオンラインで様々な講座を受講しています。
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仕事がデキる知的な人の伝え方【基本篇】まとめ
この記事では仕事ができる人が実践している知的な伝え方(基本編)をご紹介しました。
✔ 伝わらないのは相手のせいではない
✔ 考え方:相手の立場に立つ
✔ 伝え方:相手によって伝え方を変える
✔ デキる人の伝え方3つの規則:
1.抽象と具体
2.複眼的思考
3.因果の関係
✔ 知的な伝え方は論理的思考から
いかがでしたでしょうか?ぜひ実践編と合わせて参考にしてみてください。
このブログの著者
asuka(30代)
昼は上場企業で働き 夜は水商売をしています。
お昼の仕事、夜の仕事、テラスハウスやバチェラー、
恋愛や女性の生き方について ご紹介していきます。