こんにちは、わたしは昼は一部上場企業で働き、夜は水商売をしています。
今回は昼夜どちらの世界でも共通するテーマ、
上司と合わない!もう辞めたい!
と思っている人に向けていくつかの考え方をご紹介しようと思います。
大手人材会社の「退職理由に関するアンケート」によると1位には
上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかったという理由がくるようです。
事実、この記事を読んでいる皆さんと同じように、上司と価値観や意見が合わないからと言う理由で退職・転職を選ぶ人が世の中にはたくさんいるんです。
実はどこにでもいるダメ上司
上司と一言で言っても結局は皆さんよりも少しだけ経験値が高いただの人間です。
皆さんがそうであるように上司もまたひとりの人間として様々なタイプに分けることができます。
あなたの「ダメ上司はどのタイプかを把握し、理解することで一長一短が見えてくるはずです。
1.鬼軍曹タイプ:
組織の目標達成を第一に考え、部下の相談を受け入れず「良いからやれ」と自分のやり方に従わせるタイプ
2.大黒様タイプ:
部下との相談、コミュニケーションをミツにはかり、人一倍部下のモチベーションに気配りするが事業的な成績を残せないタイプ
3.ちくちく調教師:
細かく丁寧に支持するが、細かいミスにも厳しくなんでこれくらいできないの?と部下を追い詰めるタイプ
4.おせっかい教育ママタイプ:
部下の相談によくのり、丁寧に指導するが、何から何まで教えて、部下に考える余地を与えないタイプ
5.天才軍師タイプ:
プレーヤーとして責任感も能力も最高に高いが人に仕事を振らず個人のみで成果を上げるタイプ
6.優しい看護師タイプ:
部下の相談によくのり、こまっていることがあるとすぐに助けてしまい、部下をとことん甘やかしてしまうタイプ
これら全てダメ上司の典型的なタイプです。(ちなみに私の現上司は1と3にあてはまります。)
隣の部署の上司はよく見えがちですが、隣の部署はまた別の不満があるはずです。
完璧な人間が存在しないように、完璧な上司もまた存在しないのです。
あなたは今、上司が原因で会社を辞めようと考えているとしましょう。
転職活動は人生経験として、一度経験してみるのも有りだと思います。
自分の価値を再認識し、今のあなたのキャリアが社会にどれだけ必要とされているのかを知るいい機会になるからです。
ただ、あなたの会社だげがひどいということはありません。
過去全く別の業種の全く社風が違う企業に転籍した経験があるので、これだけははっきり言えます。
どんなに良さそうに見える企業でもダメ上司は存在するということをきちんと理解しておきましょう。
あなたが辞めただけでは何も変わらない
もしあなたが「わたしが辞めてみんなを困らせてやろう」「私の大切さを思い知ればいいんだ」という感情で会社を辞めようとしているのであれば、そんな幼稚な行動はやめておきましょう。
悲しいことにあなたが会社を辞めたところで特に何も変わりはしません。
上司は引き続きのうのうとダメ上司のまま日々を過ごし、会社も組織ですから、あなたが辞めたその穴をまた違う人材で埋めようとします。
過去ある部署の何人かが、立て続けに上司が原因の「心の病気」になり会社を長期で休んだり、会社を辞めるケースがあり、その上司は子会社に転籍になりました。
要は人数のパワーがないと、「あの人とは合わなかったのね」レベルの認識しかされません。
ダメ上司と付き合う上での5つの考え方
ではダメ上司とどう付き合えばいいのか?ダメ上司との付き合い方をご紹介します。
1.今の上司は一生の上司ではない
2~3人のベンチャー企業でない限り、上司はいつか絶対代わります。
「今の上司があなたの一生の上司ではない」ということを冷静に受け入れてみましょう。
私は一部上場企業に7年間勤めていますが、その間社長は3回、上司は4回代わりました。性格が合わない人がいても、その人は「今だけ」なのです。
一生の伴侶ではありません。悔しい思いをしたときは「今だけだ・・・今だけ・・・!」と心のなかで唱えましょう。
2.打算的に上司を利用してやろう
フリーランスではなく会社勤めをしている限り、嫌な上司でもうまくやっていくしかないというのが結論です。
この人とは合わないと感じても、残念ながら仕事の上は関係を改善していくべきなのです。それはなぜか。
結局は自分のためだからです。
どれだけ嫌いな上司でもチームリーダーとしてあなたの上司が失敗すれば、あなたの評価は下がります。
逆に成果を上げられればあなたの評価は上がるのです。
どんな上司でも、結局は自分のために利用することを目的に打算的に考えましょう。
そのため(自分の評価のため)に手っ取り早いことは、何よりも目の前の上司が大切にしている目標を共有し、それを達成させることが大切なのです。
3.したたかに上司の信頼を勝ち取ろう
では嫌な上司とうまくやっていくにはどうすればいいか、ずばり上司から「信頼を得る」ことです。
「あんな人の信頼なんて全然欲しくない…」と思う前に、なぜ信頼を得ることが重要かを考えてください。
答えは簡単です。
泣いても笑っても結局は今の上司があなたの「評価者」だからです。
相手の信頼を勝ち取れず、「あなたのことが嫌いですオーラ」を出していたら、向こうからわざわざ歩み寄ってくることはないでしょう。
成績を付ける際の優先順位も下がることは間違いありません。
もしあなたが上司なら、どうでしょう?
信頼できない、かつ自分のことを嫌いな部下をえこひいきすることはないはずです。
4.ダメ上司から学べることは結構ある
頭ごなしに怒って部下を萎縮させる上司、自分の都合の良いように振る舞い簡単にハシゴを外す上司、平気で自分の失敗を部下の失敗にする上司…
そんな上司を見て、私はいつも「こんなことをする気が知れない」と思って白い目で見ていました。
ダメ上司の行動や言動を当たり前と思ってはいけません。
毎回白い目で見る心持ちが大切なのです。
そして「自分が上司になったらこれは絶対にしないでおこう」と心にきめるのです。
人は相手の良いところよりも悪いところに目がいきがちです。
そういう意味では一緒にいて学ぶことが多いのもまたダメ上司なのです。
5.上司の性格を変えようなんてチャンチャラおかしい
もしも皆さんが今「うちの上司はわかってない」「なんであの人はいつもあぁなんだろう」と思っているのであれば、こう考えてください。
自分の過去と他人は、どう頑張っても変えることはできないのです。
ではどうするか。その人がどうやったら自分の望む行動をとるか、”やる気”になるか、その環境を作ってあげることが大切なのです。
あなたと上司は意見が違って当然と考えましょう。
全く違う星からきた宇宙人同士だと思って接しましょう。
そうするとちょっとした気持ちや言葉が通じただけで少しだけわかり合えたと思うことでしょう。
いかがでしたでしょうか?
衝動や逃げの感情で転職という道を選ぶより、冷静に自分のキャリアを考えたとき、上司が理由で辞めることはとっても悔しいことです。
すくなくとも過去のあなたが望んで入った会社である限り、ひとりのダメな上司のせいであなたのキャリアに傷が入るのはなんとも腹立たしいです。
「自分が上司になったらこういうことはしないぞ」と胸に刻んでまずはダメ上司の行動から学ぶことから始めましょう。
上司に頼らず結果を出す
今回は私が上司との人間関係で悩んでいる時に手に取ったある本から紹介しました。ことあるごとに立ち返りたくなるようなバイブルのような本です。
他にもたくさんのヒントが紹介されているのでぜひお手にとってみてください。
このブログの著者
asuka(30代)
昼は上場企業で働き 夜は水商売をしています。
お昼の仕事、夜の仕事、テラスハウスやバチェラー、
恋愛や女性の生き方について ご紹介していきます。