こんにちは。私は昼は一部上場企業、夜は水商売をしているasukaと申します。
大人になって何かを勉強すると自分の「記憶力」がびっくりするくらい落ちていることに気づきますよね。
あれ、あの映画どんな内容だったっけな…あの小説読んだはずなのにオチを忘れてちゃったな…なんてことはしょっちゅう。
140万部を売り上げたベストセラー本「嫌われる勇気」を読んだ人に”どんな内容だったか”を聞いたところ、きちんと覚えていた人はほとんどいなかったといわれています。
大人になるとこういう「わかったつもり」が多々ありますね。
今日はそんな「わかったつもり」の卒業のために、私が記憶関連の本を読み漁り勉強したことをご紹介したいと思います。
記憶はどうやったら定着するの?
ずばりどの本にも「記憶の定着率はアウトプットの量次第」と書いてありました。
インプット=情報を自分の脳に入れること。 勉強で何かを暗記したり、テレビや友人、本から情報を見聞きしたりすることですね。 アウトプット=情報を自分の外に出すこと。 インプットで得た情報を、誰かに話したり、ノートに書いたりすることですね。
週に3回アウトプットする人と、週に10回アウトプットする人の二人を比較したところ、アウトプット量の多い人のほうが記憶が定着することが分かったのです。
要は本をじっくり読んでひたすらインプットしても記憶はなかなか定着せず、どんな内容だったかをアウトプットすることがポイントになってきます。
インプットとアウトプットの黄金比 インプット3:アウトプット7
学びを結果に変えるアウトプット法
例えばあなたが映画を見たとしましょう。
その内容はあなたのこれまでの価値観を覆すとてもためになる作品だったとしましょう。
さて、あなたはその感動をどのようにアウトプットしますか?
SNSに投稿する?誰かに電話する?日記に書く?
あなたが普段何気なくやっているアウトプットが、実はあなたの記憶を定着させるために効果的だったりするんです。
アウトプット法「話す」
これが1番簡単なアウトプット方法なのではないでしょうか。
テレビで見た情報や、本で読んだ一説など、記憶したことはどんどん人に話して聞かせましょう。
相手は友人でも家族でも誰でも構いません。
要はあなたの脳に入った情報を、あなたという媒体を使って外に出すという作業が大切なので。
話すことの良さはそこに相手がいるということです。
相手を退屈させないように、相手に興味を持ってもらうように、人は無意識に工夫して話すからです。
例えば「関西人と同じようにフランス人もマクドナルドのことを”マクド”という」という雑学をインプットしたとしましょう。(しょうもない例ですみません)
この事実をそのまま誰かに話したら、「へぇ~」と言われて会話終了です。
だからこそみんな会話になると工夫しますよね。例えばこんな風に:
あなた「ねぇねぇ、マクドナルドのこと略してなんて言う?」 相手「え?マックでしょ?」 あなた「じゃあ関西の人はなんて略すか知ってる?」 相手「彼らは”マクド”っていうよね」 あなた「そうそう、じゃあフランス人はどう略すか知ってる?」 相手「フランス人?うーん、考えたことないなぁ」 あなた「フランスの人も”マクド”っていうんだってー!」 相手「ほほぉ、面白いねぇ。どうやって発音すんのかな?笑」
こういった会話だからこそ生まれる工夫も相まって、あなたはさらに脳みそを使うことになるので、脳が活性化されてより記憶が定着するようになるんです。
アウトプット法「書く」
今の時代、何かを書くという作業はほとんどなくなってしまいました。
ほとんどの若者はペンを手に取ることがなくなり、スマホを手に取って写真を撮るか、メモアプリを開いて入力することが当たり前になりました。
そんな「尊い」とまで思われる「書く」という作業が実は脳が活性化される効果的な方法なんです。
私は海外の大学への留学経験がありますが、すべての学生がMacBookでノートをとっていて、板書している生徒は一人も見当たりませんでした。汗
ただ、実際の研究で、キーボード入力で板書する学生と、手書きで板書する学生、2つのチームに同じ授業をうけさせテストしたところ、手書きのほうが良い成績が出ることがわかりました。
手で書くことでより長く記憶が定着し、また派生してアイデアを思いつきやすくなる効果的な方法なんです。
アウトプット法「書き込む」
私はたくさんのビジネス本を読み漁ることが趣味です。
ただその数が多いほど、本代って結構馬鹿にならないんですよね。
だからこそ、私は1冊の本につき3つの宝石を探すように心がけています。
1冊2,000円もしたんだから、元を取ってやる!という気持ちが大切です。そしてインプットした情報を一生脳に刻み込んでやる!という覚悟も大切です。
そのためには、買った本にどんどん書き込むことがポイントです。
読んだ本の内容を記憶する1番の方法はどれだと思いますか? A:本を立ち読みする B:本を借りて読む C:本を買って読む D:買って読んだ本に書き込む
A~Dどれも「本を読む」ということにおいては同じです。
ただ、Dだけは読むというインプット方法にプラスして「書き込む」というアウトプットも同時に行っていますね。
だからこそDが一番効果的なんです。
1冊の本のもとを取るんだという意気込みを胸に、1冊の本から最低でも3つのヒント(宝石)を得るつもりでペンを片手に読書してみてください。
アウトプット法「書き出す」
冒頭でお伝えしたように、人は感動した映画や必死で読み込んだ本の内容を、悲しいことに忘れてしまう生き物です。
見た直後はものすごく感動その涙を流しても、どうしても記憶は劣化していくもの。これってすごいもったいないですよね。。
だからこそ、「書き出す」ことがとても大切なんです。
映画や本の感想を書き出すことは、その記憶を定着させることにおいても効果的ですが、それに加えて後で振り返ることもできるからなんです。
日記をつけることもこれと同じ作業です。
今日一日、あなたに何があって、あなたがどう感じたか。
を書き出すことで、「なんか今日はイヤな一日だったなぁ」で終わらず、きちんと気持ちの整理もつけることができ、また後日振り返った時に「あぁあの時も同じような気持ちになってるなぁ」と冷静に自分のメンタル状態を客観視することができるんです。
大切なのは
✔ 何があって ✔ どう感じたか
この2点を必ずセットで書き出すことです。
アウトプット法「メモする」
何気なく街を歩いているとき、ぼーっとテレビを見ているとき、飲み会の帰り道など、アイデアはいつどんなタイミングであなたに振ってくるかわかりません。
あ!と思ったら30秒以内に脳に刻み込まないと、数分後には「あれ、なんだっけ」となってしまいます。
アイデアが浮かんだらまず秒で「メモ」しましょう。
スマホのメモアプリではだめなことはもうすでにお話ししましたね。必ず手書きでメモすることが大切です。
今をときめく現役ホストROLANDさんはリビングにメモ帳を置いているようです。必ず手書きでアイデアをメモすることにこだわっているんだとか。
その理由はスマホでメモすると、LINEの通知やYahoo!ニュースなどほかの情報に気を取られ、そのアイデアについて深く考えないようになってしまう人間の癖を知っているからだそうです。
アウトプットには惜しみなく投資する
アウトプットを「楽しむ」ために、アウトプットの相棒には惜しみなく投資することも大切です。
✔ 持ち歩きたくなるメモ帳 ✔ 忍ばせておきたいペン ✔ 線を引きたくなるハイライトマーカー
などこの記事で紹介したアウトプットのための道具はこだわって選びましょう。
お気に入りの道具があれば、きっとあなたはそれを肌身離さず持ち歩きたくなることでしょう。
ご褒美で自分の脳をだまして、アウトプット中毒になる癖をつけることが大切です。
おさえておきたい本2冊
このブログの著者
asuka(30代)
昼は上場企業で働き 夜は水商売をしています。
お昼の仕事、夜の仕事、テラスハウスやバチェラー、
恋愛や女性の生き方について ご紹介していきます。