突然ですが、あなたは今幸せですか?
今の環境に本当に満足していますか?
あ、別に宗教とかの怪しい勧誘記事ではありませんのでご安心ください。笑
学校を卒業するとき、親元を離れるとき、上京するとき、就職するとき、仕事でつまづいたとき、異動が決まったとき、昇格したとき、彼と別れたとき、新しい出会いがあったとき、結婚するとき、出産するときなど、人生には必ずいくつかの節目が訪れます。
人生を考え直すための10のヒント
今回は、数ある文献から要素を抜き出して、そんな人生の節目で将来やこれからの生き方に迷っている人や、就職活動中の学生の皆様に向けて、自分と見つめ合い答えを導き出すヒントをご紹介いたします。
お手元にペンと紙を用意してから読み進めていただくとより効果的です。
10代の頃夢中になったことを書き出そう
学生の頃わくわくしたことは何ですか?
「将来の夢はなあに?」いつからこんなことを聞かれなくなったのでしょうか。
今、もし聞かれたとしたら、あなたは何と答えるでしょうか。
他人の目や自分の実力など現実的なことを考慮して、月並みなことを答えるのではないでしょうか。
人の本質的な部分は20歳までの経験で形成されると言われています。
だからこそ、大人になりかけた今のあなたではなく、10代の頃のあなたが好きだったこと、わくわくしたこと、実現したいと思っていた夢を、思いつく限り書き出してみましょう。
その中に、あなたが本当にやりたいことが見えてくるはずです。
人生の折れ線グラフをつくろう
過去を振り返ってみましょう。
あなたにとっての「青春」はいつでしたか。
毎日部活にいそしんでいたとき?バイトや勉強に没頭していたとき?絶好調だったときはいつで、逆にどん底だったときはいつですか。
初めて成功体験を味わった日、初めて挫折を味わった日・・・
思い返す中で、特にあなたはどんなときに「満足していたか」を振り返ってみましょう。
そしてその満足していた経験の共通点を見つけ出しましょう。
それがあなたがこれからも大切にすべき条件なのです。
自分を客観的に分析しよう
あなたの特性をひとことで教えて?
と聞かれて即答できる人はまずいません。
ポケモンでいうところの「水タイプのポケモン」「電気タイプのポケモン」などと、自分のポジションと自分の特技が明確になっていないのが人間なのです。
自分のことを自分が一番知らないということです。
ではどうすればいいのか?だれかに客観的に分析してもらうのが一番です。
そんな自分の特性を知るための診断方法で、企業でも適職診断などに用いられている「エニアグラム診断」という自己分析の方法があります。
90の質問に答えるだけの無料で診断できるサイトがあるので、まずは試してみましょう。
「私は○○である」を書き出そう
あなたってどんな人?
という質問を自分に向けて投げかけてみてください。
私はコーヒーが好きな人である
私は寝る前のぼーっとする時間が好きな人である
私は人を笑わせることが好きな人である
どんな些細なことでもいいので、自分が「私は○○だ」と答えられる肩書きを全て書き出してみましょう。
書き出したら、そこからあなたがわくわくする肩書きの共通項を見つけてみましょう。
お金をもらってやっていること・やってきたことを書き出そう
今あなたが「お金をもらって」いることはなんですか?
バイトでも本業でも副業でも、すでに対価をもらっている活動は、一番目に見えやすいあなたの”スキル”といえます。
例えそれがやりたいことなのかそうでないのか、興味のある分野とかけ離れていてもいいんです。
誰かからお金をもらってやってきたこと・やっていることを書き、そしてそこから得られるあなたの「スキル」を書き出しましょう。
例えば:学生の頃接客業を頑張っていた→サービス精神がある、気遣いができる。など
友達の中で自分だけがやっていることを書き出そう
周りの人よりも自分がやってきたことは何ですか?
「類は友を呼ぶ」なんて言われますが、そんな同類の友達の中であなただけがやっていることがあれば、それはあなたのオリジナリティです。
あなたが本当に興味をもって取り組んでいることです。
特に「週1回以上」、あなたの周りで「あなただけ」がやっていることがないか探してみましょう。
自分のことを友達はどう思っているか聞いてみよう
ねぇぶっちゃけ私のことどう思ってる?
こんなことを聞くこと自体恥ずかしいかもしれません。
それでも本当に客観的に自分を見つめるには、他人に聞くのが一番手っ取り早いです。
自分はどういった印象を持たれていて、どういった「人との違い」があるのかを率直に聞いてみましょう。
聞き方としては「いま自己分析をしていて、実際他人からはどう見られているのか知りたいんだけど、いくつか質問していいかな?」と単刀直入に聞いてみることがいいと思います。
質問としては「私ってどんな人?」(冷静、感情的、お洒落…)、「私の良いところってどこ?」「悪いところって?」「どうしてそう思う?」などを聞いてみましょう。
人には「ジョハリの窓」と言われる4つの窓があると言われています。
ここでは下の図にあるように盲点の窓=自分は気づいていないけど他人は知っている自分を教えてもらいましょう。
あなたの長所を書き出そう
私のいいところってどこだろう?
あなた自身の長所はなにか、考えてみましょう。
「明るい」「人が好き」「アイデアがよく出る」「ポジティブ思考」など、思いつく限り、どんどん書き出しましょう。
長所を出すことが苦手な人もいます。
そんな時は逆に「短所」を書き出してみてください。
短所も思いつく限り書き出して、眺めてみるとそれらの短所はプラスに考えたら長所になることに気づきます。
たとえば、「時間にルーズ」というのは「マイペース」、「計画性がない」=「行動力がある」と言えますね。
とても簡単なサービスとして「ネガポ辞典」というアプリが無料であるので、ぜひお試しください。
ネガティブな言葉をポジティブに変換してくれるアプリで、「あぁ、こう言えるのか」と思わず感心してしまいます。
ロールモデルを見つけよう
憧れの人はだれ?
テレビに出てくる人でも、憧れのinstagramerでも、職場の先輩や身近な人でも誰でもOKなので、あなたの理想とする人物を探し出し、お手本(ロールモデル)としてその人物の行動を、あなたの生活に取り入れてみましょう。
あなたの普段の行動と、そのロールモデルの行動にはどんな違いがあるか、そのギャップこそがあなたがとるべき行動です。
自分が実践できていない行動があれば、TODOリストに加え、毎日行うように努めてみましょう。
自分がわくわくすることを他人の役に立てるにはどうすればいいか考えよう
誰かのために役に立てることってなに?
これまでご紹介した9つのヒントから、今の自分が興味のある活動が少しは見えてきたはずです。
そうしたら、その活動はどう人の役に立つことができるかを考えてみましょう。
もし、その活動が人の役に立たないものであれば、それは単なる「遊び」でしかありません。
なぜなら、人が「生きていてよかった」と感じる時は、好きなことをやっているとき以上に、「誰かの役に立てた時」だからです。
わくわくする自分の興味・関心から他人に何を提供する(スキルがある)かが大切なのです。
今のあなたは誰かのために何ができそうですか?何が足りないですか?
まとめ
自分の人生を見つめ直す「自己分析」は、決して就活をしている学生だけが行うことではありません。
社会人1年目も10年目の人も、定期的に自己分析を行って自分のキャリアを見つめ直しましょう。
自分の環境や、キャリアに疑問を感じたら、その時が再スタートのときです。
やりたいことをやって、わくわくして、人のためになる生活を送るためにも、「あなたらしく」生きてみましょう。
このブログの著者
asuka(30代)
昼は上場企業で働き 夜は水商売をしています。
お昼の仕事、夜の仕事、テラスハウスやバチェラー、
恋愛や女性の生き方について ご紹介していきます。